妊娠中は医療レーザー脱毛の施術を受けることはできません。
妊娠によってホルモンバランスが変化し、施術による肌トラブルや体調不良が起きるリスクが高まる可能性があるためです。
レジーナクリニックでは、コース休会または契約期間の延長に対応しています。妊娠がわかったらクリニックに連絡をして、施術のキャンセルや契約の休止手続きを行いましょう。
妊娠中の脱毛施術への影響
施術による肌トラブルのリスクが高くなる
妊娠中はホルモンバランスが変化するため、肌がいつもより外部の刺激に敏感な状態になります。レーザー照射で発生する熱刺激の負担がかかりやすく、施術後に炎症などの肌トラブルが起きる可能性が高くなります。
また、ホルモンバランスの変化は、メラニンの生成を促すこともあり、肌色が濃くなったり、体毛が一時的に濃くなったりする場合があります。
医療レーザー脱毛は、メラニン色素に反応して熱を発するレーザーを照射し、その熱で発毛組織を破壊するための施術です。肌色が濃くなった部分にレーザーが強く反応すると、火傷や炎症の原因にもなりえます。
妊娠中は薬の服用や塗り薬の使用を制限することがあるため、万が一施術によって肌トラブルが起きた場合に薬の処方ができず、治療ができなくなるおそれがあります。
毛周期を踏まえた施術が難しくなる
妊娠中のホルモンバランスの変化で毛の生え変わりのサイクル(毛周期)が乱れると、レーザーを照射しても発毛組織を破壊できる毛が少なくなる可能性があります。
レーザー照射によって発毛組織を破壊できる毛は、毛周期の成長期を迎えている毛のみです。成長期を迎えるタイミングは毛穴によって異なるため、施術は毛周期を踏まえて2~3カ月の間隔をあけて受ける必要があります。しかし、妊娠中のホルモンバランスの変化で毛周期が乱れていると、施術の際に成長期を迎えている毛が十分に生えそろっていない可能性があります。
その場合、レーザーを照射しても発毛組織が破壊できる毛が少なくなり、施術効果が得にくくなってしまうのです。
また、ホルモンの影響で一時的に体毛が増えている場合、出産後に自然に抜けるはずの毛に施術をおこなって、施術が無駄になってしまうおそれもあります。
施術中の体勢が母体への負担になる
妊娠中は体調も不安定な状態です。施術中は、同じ体勢を長時間保つこともあり、母体に負担がかかります。施術によって気分が悪くなることや、場合によっては貧血などの体調不良が起きる可能性があります。
また、腹部が圧迫されるうつぶせの体勢も取れないため、レジーナクリニックでは患者さまの安全を考慮し、妊娠中の施術はお断りしています。
妊娠がわかった後の施術休止の手続き
体調の変化や肌への影響を考慮し、脱毛コース契約中に妊娠がわかった場合は、施術を受けているレジーナクリニック各院に電話でご連絡ください。ご契約プランの有効期限の延長を行います。
例えば、有効期限1年の5回コースを休会する場合、クリニックへのご連絡後で最大1年間の休会が可能です。出産後に施術を再開する場合、残りの有効期間内で施術を受けていただけます。
また、コース契約の途中解約も可能です。ただし、解約手数料が発生します。中途解約の場合、ご契約時にお支払いいただいた料金から解約手数料を差し引いた残りの施術回数分の料金を返金いたします。解約手数料や返金額は、ご契約内容や支払い方法によって異なるので、レジーナクリニック各院にお問い合わせください。
出産後の施術再開の条件
レジーナクリニックでは、出産後、妊娠前と同等程度に体調が回復し、産後1ヶ月健診で問題ない場合、産後2ヶ月経過していれば医療レーザー脱毛施術を受けていただけます。