ニキビやニキビ跡がある場合、レジーナクリニックでは医師が肌の状態を見て対応を判断します。
レーザー照射時は炎症や化膿が強いニキビを避けて対応します。
ただし、レーザー照射後にニキビの状態が悪化する可能性もあるので、症状が落ち着いてからご来院いただくのが望ましいです。
また、悪化したニキビが広範囲にできている方はレーザーを照射できない場合があるため、カウンセリング時に医師へご相談ください。
ニキビやニキビ跡への対応
顔や背中などにニキビやニキビ跡がある場合、レジーナクリニックでは医師が患者さま一人ひとりの肌状態を見極めレーザー照射の可否を判断します。
ニキビ跡は色素沈着があまりに濃い場合、脱毛機によって照射できないことがあります。
炎症や化膿が強く大きいニキビやつぶれたばかりのニキビは、患部を避けてレーザーを照射します。
照射箇所の広範囲に炎症が強いニキビがある場合、照射できる範囲が狭くなる、あるいは照射できなくなることがあります。
そのため、患者さまには皮膚科などでニキビの治療を受け、できる限り炎症が落ち着いた状態でご来院いただくようにお願いしています。
レーザー照射後にニキビ悪化のリスクがある
また、レーザーの照射は、肌に少なからずダメージを与えるため、ニキビが悪化するリスクもあります。
レジーナクリニックでは、カウンセリング時にニキビがある肌の照射可能な範囲やリスクを患者さまにお伝えし、内容をご理解いただいた上でレーザー照射を受けていただいております。
万が一、レーザー照射によってニキビが悪化した場合は、通院中のレジーナクリニックにご連絡ください。
照射後に肌トラブルが生じた場合、医師の診察や処置・処方を追加費用なしでおこないます。
患者さまにお伝えしているニキビに関するレーザー照射の注意事項
- 大きいニキビ、膿のあるニキビ、ニキビが潰れてしまい皮膚が裂けている部分の照射はできないこと
- レーザーの刺激によってニキビが悪化する可能性があること
- レーザー照射前に皮膚科などでニキビの治療を受け、できるだけ症状が落ち着いた状態にしていただくこと
- レーザー照射によってニキビが悪化した場合は早めに診察を受けていただくこと
- 日常的な保湿ケアをしっかり行うようにしていただくこと
レーザー照射後はニキビに似た「毛嚢炎」ができる場合がある
レーザー照射後に、毛穴や周辺が赤く突起する「毛嚢炎(もうのうえん)」というニキビと似た症状が起きる場合があります。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まってアクネ菌が繁殖することで発症するのに対して、毛嚢炎はバリア機能が弱まった肌の毛穴から雑菌が侵入し、毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)が炎症を起こしている状態です。
毛嚢炎はニキビと同じく放置すると色素沈着が起きる可能性があるので、症状が出た場合は通院中のレジーナクリニックにご連絡いただき、医師の診察を受けてください。
脱毛が原因の毛嚢炎を予防するためのスキンケアレーザー照射後のニキビや毛嚢炎を予防するためのスキンケア
レーザー照射後のニキビや毛嚢炎を予防するためには、肌を清潔に保つことが大切です。
肌は洗顔料やボディーソープで洗い、菌が繁殖する原因となる皮脂や汚れを落として毛穴を詰まらせないようにしましょう。
また、汗をかいたらこまめに拭いたり、シャワーで洗い流したりして、汗の付いた服もなるべく早く着替えることを心がけると雑菌の増殖防止につながります。
肌が乾燥しているとバリア機能が低下して刺激を受けやすくなったり、皮脂を過剰に分泌したりするため、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
レーザー照射後の肌は、乾燥しやすい状態になっているので、化粧水やクリームなどで入念な保湿ケアをおこなってください。
また、ニキビは生活習慣やストレスが原因でできることもあるので、正しい食生活を心がけ、十分な睡眠を取ることを意識しましょう。
レーザーによる毛の処理がニキビ予防につながることがある
個人差はありますが、レーザーによる毛の処理がニキビの予防につながることもあります。
レーザー照射によって毛がなくなると、皮脂や汚れが毛につかなくなり、毛穴につまりにくくなるためです。
特に背中は皮脂腺が多くニキビができやすいうえ、自己処理が難しい部位です。
クリニックでのレーザー照射で手が届きにくい部分の毛を処理すると、セルフケアの手間を軽減でき、雑菌が繁殖しにくくなり、肌を清潔に保つことにつながります。
また、自己処理は肌の負担となり、繰り返し行うと肌のバリア機能が弱まってニキビができやすくなったり、すでにあるニキビを悪化させたりする原因のひとつです。そのため、クリニックでのレーザー照射後に自己処理の回数が減少すると、ニキビ予防にもつながることもあります。