介護脱毛とは、介護される可能性を想定して事前にVIOライン(デリケートゾーン)を脱毛することを指します。アンダーヘアを処理しておくと、介護される側・介護する側いずれもの負担軽減につながると期待されています。

介護脱毛の役割

排泄介助の負担軽減

介護脱毛に備え、Vライン・Iライン・Oライン(デリケートゾーン)の毛を処理すると、排泄物が毛に付着しにくくなります。トイレ介助などの際に毛に絡まった排泄物を拭き取る時間がかからなくなるため、介護される側と介護する側いずれもの負担軽減が期待できます。

感染症のリスク軽減

また、排泄物には感染症の原因となるウイルスが含まれていることもあり、VIO脱毛によって排泄物の処理がスムーズにできるようになると、感染症リスクの軽減ができることもあります。

肌トラブルやにおいの予防

さらに、寝たきりの状態などで長時間おむつを着用するとデリケートゾーンが蒸れ、外陰部やおしりのかぶれや炎症、においの原因となります。あらかじめVIOの毛を処理し、デリケートゾーンの蒸れが減って雑菌の繁殖を防ぐことができると、肌トラブルの予防やにおいの軽減につながる可能性があります。

なお、デリケートゾーンを対象としたVIO脱毛では、Vラインの毛を一部残し、IラインとOラインはすべて処理する、もしくはVIOラインを無毛の状態にするハイジニーナを希望に合わせて選択できます。

介護脱毛への注目度

レジーナクリニックでは、40代以上の患者さま140名を対象に介護脱毛に関する意識調査を実施しました。

「介護脱毛という言葉を知っていますか」という質問に対し、「知っている」の回答は全体の21%でした。メディアで介護脱毛を取り上げられる機会が増えてきていますが、40代以上における言葉自体の認知度はまだあまり高くないことがわかります。

しかし、介護脱毛を知っていると回答したうち、「とても興味がある」「興味がある」と答えた方は、合計で24%でした。このほか、介護脱毛の言葉を知らなかった方でも、自由回答で「介護脱毛という言葉は知らなかったが、よく知りたい・興味がわいた」という声もあり、関心を抱く人は一定数いることもわかりました。
介護脱毛で施術を希望する部位は、「VIO(デリケートゾーン)」(28%)「全身」(27%)、「下半身」(19%)と、VIOや下半身を含む施術プランへの関心が過半数以上を占めました。実際、当クリニックの40代以上の患者さまの8割以上がVIOを含む脱毛プランを契約されています。

医療レーザー脱毛による介護脱毛

医療レーザー脱毛は、レーザー照射時に発生する熱で発毛組織を破壊して再発毛を防ぐための施術です。レーザー照射によって発毛組織が一度破壊されると、その毛穴から毛が生えてくる可能性はほとんどありません。また、医療機関で施術を行うため、万が一肌トラブルなどが起きた場合でも、医師による診察や治療を受けることができます。

毛を元の状態に戻すことができない

レーザー照射で発毛組織が破壊できた毛穴から再び発毛する可能性は低いため、施術を開始した後にアンダーヘアの形や毛量を以前とまったく同じ状態に戻すことはできません。Vラインを一度すべて照射すると、まばらにしか生えてこなくなる場合もあります。
Vラインのほか、IラインやOラインのデザインは、脱毛施術を受ける前に慎重に検討しましょう。

白い毛だとレーザーは反応しないが、脱毛によって清潔さを得られる

脱毛施術で使用するレーザーは、メラニン色素(毛の黒い部分)に反応します。白い毛はメラニン色素がないため、レーザーが反応せず、照射しても発毛組織を破壊することはできません。

とはいえ、白い毛に脱毛効果を得ることができなくとも、周囲の黒い毛にはしっかりと反応するため、VIO全体を照射していただくことで、においやムレなどの不快感を解消することができ、感染症のリスクも抑えることが可能です。
清潔さを保てるメリットがとても高い箇所となりますため、介護のためにもぜひ脱毛いただくことをお勧めしております。